処方が変わった
漢方薬を処方してくれる精神科クリニックに通い始めて約一年。
精神科や心療内科といったメンタル面の診療科に初めて行ったのは20歳くらい。
それ以降、2016年1月くらいまで、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠導入剤などの西洋薬を処方してもらっていた。
でも、いっこうに良くならなくて、西洋薬を飲み続けることに疑問を感じてしまって自分の判断で断薬して通っていた病院へ行くこともやめてしまった。
それがいいのか悪いのか分からないけど、結果的にまたつらくなって精神科の門を叩いている。
自分の力だけではどうにもならないんだな。
とはいえ、以前のように西洋薬を飲むことには抵抗があって、なるべく副作用や依存性の少ないと言われている漢方薬を処方してくれるところを探していた。
今通っているクリニックの先生は、いい意味でも悪い意味でも患者主体。
無理にあぁしなさいこうしなさいとは言わないし、処方する薬についてもこちらの希望を優先してくれる。
病名をはっきりさせることもせず、患者が今困っている症状や問題を解決することを重視しているので、『〇〇(病名)はこう!!』みたいな病気の枠に当てはめることはしない。
その代わり、物足りないというか、こちらが何も言わなければ特に何も言われない。
どんな先生も完璧ではなくて一長一短はあると思うので病院を変えるつもりはないけど、
「あなたは〇〇(病名)だからこういう治療が必要だよ」
ときっぱり言い切ってくれたら楽だろうなと思うこともあることは事実。
つい最近診てもらった際に、漢方薬の処方内容が変わった。
これまではどちらかというと体調を整える系の漢方薬だったけれど、メンタル面に効果のある漢方薬を初めて処方してもらった。
半夏厚朴湯というもの。
喉が詰まった感じの症状で気が滞っている人に効果があるみたい。
体調もメンタル面も良くなるといいな。